トリックレコード


本日はヨーヨーのトリックレコード(記録会)について書きたいと思います。
FESTAでも最近始めた試みで、初回は2016浜コン、2回目は2016JNで開催しました。
こちらの内容は最近のヨーヨー事情に合わせ、各部門の基礎技以外に高度なトリックも混ぜてあります。
>FESTA RECORDはこちらから
 
こうした記録会は昔から存在しており、基礎中の基礎技であるロングスリーパー、ループ・ザ・ループに焦点を当てて行われていました。
1A全盛期となってからはループ・ザ・ループの記録は消えていってしまい、寂しいですが今では非公式でも記録が更新されたというお話は聞きません。
 
実際に僕が体験した時代としては、やはり1990年代のハイパーヨーヨーブーム時です。
実際に現場にはいれなかったのですが、当時のバイブル「コロコロコミック」を通じて見ていました。
 
ロングスリーパーが3分代、ループ・ザ・ループが1000回以上です。
※ブーム終了前にはもう少し更新されていたと思います。
 
もちろん、どちらの回数もキャッチ込みの結果。
ループ・ザ・ループはともかく、ロングスリーパーがたった3分代!?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、当時の金属ボールベアリング搭載のハイパーヨーヨー機種は
「ハイパーレイダー」「ステルスレイダー」「ハイパーバイパー」「ハイパードラゴン」の4つだけ。
 
使ったことがある方ならわかると思いますが、本当に1分間回すだけでも難しかったのです。
当時の日本プロメンバー「THP-JAPAN」に入るための検定トリックには「1分間のロングスリーパー」「200回のループザループ」があり、鬼門のトリックでした。
しかも当時は小学生や中学生という世代が多く、基礎筋力の差も影響していたと思います。
 
このロングスリーパーを長く回すコツとして、灯油でベアリングを洗浄するというメンテナンスまで登場しました。脱脂ですね。
当時の記録保持者であるTHP-Jの石渡 勝司選手のメンテナンス方法で、コロコロコミックで紹介されるなどして一気に広まりました。
今ではヨーヨーのメンテナンスとして当たり前になっている「脱脂」は、この時代に誕生していました。
当時はバインドは存在しなかったので、戻す為、ヨーヨーをまっすぐに保つためにストリングスを複数回まくという工夫もされていました。
 
ちなみに、自分は最終的に受かることなく認定が終わってしまいました。。。

 
 
現在のロングスリーパーの記録ですが、2012年にロングスリーパーは公式で
30分28秒30(C3yoyodesign/BTH使用)が記録されています。

無駄をそぎ落とし、回すためだけに存在している凄いデザインをしています。
重量も220.6gとモンスター級です。指への負担が怖いですね(–;)
 
yoyofactoryからも専用機種が出ていましたね。

 
〇〇に特化したヨーヨーって今では見なくなりましたね。
製造コストの問題などもあると思うのですが、またこういう特別な性能を持つヨーヨーが出てくると面白そうです。
 
 
記事:HASSY